能登地震党災害対策本部が現地調査/輪島塗の蒔絵師から要望聴く
2024年02月04日
能登半島地震で甚大な被害を受けた被災地の生活・なりわい再建に向けた課題を探るため、公明党「令和6年能登半島地震災害対策本部」は3、4の両日、石川、富山、福井各県の被災現場を訪れ、状況を調査するとともに、観光や漁業、伝統的工芸品産業の再建に向けた支援などを巡り被災者や地元事業者らから窮状を聴きました。。
災害対策本部事務局長の私は4日、石川県輪島市を訪れ、深刻な打撃を受けた日本の重要無形文化財「輪島塗」など伝統的工芸品の事業再開に向けた課題を巡り、蒔絵師の高木雅啓さんから話を聴きました。小松実県議が同行。
被災した高木さんの自宅兼工房へ。発災以降、市立河井小学校で避難生活を続ける高木さんは、なりわい再建には時間がかかるとした上で、「資金面での応援があればありがたい」と強く要望。また、地震以前から、伝統的工芸品産業界全体として、職人の高齢化や後継者不足など、先行きに不安を抱えている現状にも触れ、「このまま廃業する職人もいるのではないか」と胸の内を語りました。
輪島塗などの伝統的工芸品産業の事業再開に向けた課題を聴き、しっかり後押ししてまいります。